【パルドビビン麺】味、作り方、購入方法を徹底解説！

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今回は韓国の人気インスタント麺「パルドビビン麺」をご紹介します。

1984年から韓国で高い人気を誇るその味、作り方、購入方法などを解説していますので、韓国のインスタント麺に興味を持っているという方はぜひ参考にしてみてください。

※更新状況はX（ok_kankokugo)にてお知らせしています※

パルドビビン麺とは？

「辛ラーメン」をはじめ、韓国には多くのインスタント麺がありますが、その中でも韓国人が愛して止まない人気の商品がパルド（팔도）から販売されている「ビビン麺」です。

ビビン麺＝ビビンミョン（비빔면）

・ビビン（비빔）＝混ぜる
・ミョン（면）＝麺

直訳すると「混ぜ麺」となります。

パルドビビン麺は歴史も古く、発売されたのは1984年です。

辛ラーメンの発売は1986年ですから、韓国の国民的インスタントラーメンである辛ラーメンよりも歴史のある商品ということになります。

発売当初は夏限定の季節商品でしたが、あまりの人気ぶりからすぐに年間を通じて販売されるようになりました。

袋麺だけではなく、カップ麺タイプも販売されていて、一年間の売り上げ個数は一億個を超えています。

現在までの累計販売数に至ってはなんと17憶個以上となっています。

韓国には数多くの会社がビビン麺を販売していますが、パルドビビン麺のシェア率は55%と全体の半数以上を占めています。

韓国のアイドルや芸能人にも熱狂的なファンが多く、BTSのメンバーがV LIVEでビビン麺を食べる姿はとても話題になりました。

また、BTSのリーダーRMさんが希望したことがきっかけで20%増量のカップ麺タイプが数量限定で発売されるなど、発売から40年近く経った今でも話題のインスタント麺となっています。

パルドビビン麺の味は、商品パッケージにあるように（リンゴの写真の下の赤字に白文字の部分）、

『辛くて、酸っぱくて、甘い』

です。

メコム（매콤）＝ピリ辛、やや辛い

セコム（새콤）＝やや酸っぱい

タルコム（달콤）＝甘い、甘ったるい（ポジティブな意味で）

パッケージの真っ赤な麺を見ると『辛そう』と思ってしまいますが、実際はそれほど辛くはありません（辛ラーメンの辛さと比べると半分以下の辛さ）。

どの味も強く強調することはなく、絶妙なバランスの味に仕上がっているため、一度口に入れると箸が止まらなくなってしまいます。

こうした絶妙なバランスの味の秘密はリンゴ濃縮果汁にあります。

※リンゴの写真の部分には「リンゴ濃縮果汁含有」と表記されています。今回使用した画像は韓国から送ってもらった商品なので、表記はすべてハングルになっていますが、日本で販売されている「ビビン麺」のパッケージは日本語表記となっています※

リンゴ濃縮果汁の存在が、辛さの中にほどよい酸味と甘みを生み出し、ただ辛いだけでも、酸っぱいだけでもない、誰でも美味しく食べられる万人受けする味を作り上げています。

韓国では「栄養成分」ではなく、「栄養情報＝ヨンヤンチョンボ（영양정보）」と表現します

パルドビビン麺の栄養成分は　↓　以下の通りになります。

内容量（내용량）：130g 525kcal

※【参考】辛ラーメン一袋：105g 500kcal※