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二年間の日韓カップル期間を経て、日韓夫婦(日本人♂×韓国人♀)として過ごしているしんきむちです。
日韓カップルが日本人同士のカップルよりも多く経験するのが喧嘩。
僕たち夫婦は日韓カップル時代、喧嘩orめちゃくちゃ楽しいかのどちらかしかなく、とにかくヘビーな日々を過ごしました。
僕はそんな妻との恋愛を冒険的な恋愛と呼んでいます。
僕たちほどではないにしても、日常的に勃発する喧嘩に頭を悩ませたり、あぁ面倒くさいな、疲れる……と思っている日韓カップルの方も少なくはないと思います。
今回はそうした喧嘩に悩む日韓カップルの方に、冒険、戦場との例えがぴったりな喧嘩だらけの恋愛から結婚まで辿り着いた僕が日韓カップルにおける喧嘩の仲直り方法をご紹介します。
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日韓カップルの喧嘩の原因あるある
なんでこんなことで怒るの? 不機嫌になっている意味がわからない。
どうしてそういうことを平気でするの? なにその言い方……。
不満が怒りを呼び、怒りが喧嘩に発展。
お互いに外国人である日韓カップルは日本人同士のカップルよりも、本当に喧嘩が勃発しやすく、デートを台無しにしてしまうような悲しみと苛立ちの混じった思い出を作ってしまうことも少なくはありません。
どうして日韓カップルは喧嘩してしまうのか。
僕の経験も含め、よくある日韓カップルの喧嘩の理由をランキング形式でまとめてみました。
【第1位】言葉の汲み取り違い
お互いに日本語、韓国語に精通しているという日韓カップルは極々少数でしょう。
日本語、韓国語のどちらかを使ってコミュニケーションを取ることになるため、言い間違いや言葉の捉え方の違いが多くなってしまいます。
自分は相手のことを思って言ったのだけれど嫌味のように捉えられてしまう。そうした言葉の汲み取り違いから喧嘩に発展してしまうことがよくあります。
また語気に関しても同じで、韓国人同士では普通でも日本人からすると相手が怒っているように感じてしまうようなこともあり、その言い方の汲み取り違いも喧嘩の原因の一つとなります。
【第2位】連絡頻度
韓国人カップルの連絡回数は日本人カップルよりもずっと多く、わずかな隙間時間があれば連絡をします。
韓国は職場で私的にスマホを利用してもそれほどうるさくは言われません。
カカオやLINEのメッセージの送受信程度ならば正直全然OKです。、仕事を持つ社会人同士のカップルも学生同士のカップルに負けないくらい連絡を取り合います。
韓国人彼氏、彼女は、もちろんそうした韓国の恋愛スタイルを日本人彼女、彼氏との恋愛にも持ち込みますので、その連絡の多さに対応できないと、悲しく辛い喧嘩を迎える可能性がとても高くなります。
【第3位】嫉妬
韓国人は嫉妬しやすい。
よく見聞きする話ですが、それは確かに本当です。
異性と連絡を取るなんてもちろん、異性と話をしたというだけでも不満を露わにしたり、不満を飛び越え怒り出したりします。
韓国人はとてもエネルギッシュで好きに対しても全力です。
そのあまりにもハイパワーな好きは同じくらいパワーに満ちた嫉妬を呼び、自分にとっては身近な関係の異性であってもメラメラと嫉妬の炎を燃やすことがあります。
こうした韓国人の好きに対する真っ直ぐさ、全力全開の姿勢による嫉妬から喧嘩が始まることも本当に×10 よくあります。
【第4位】記念日の認識の違い
韓国人にとってカップル間の記念日はとても重要です。
その重要さは行事と呼んでも差し支えないほどです。
付き合って1年の記念日を迎えるまでにも、
・22日記念
・100日記念
・200日記念
・300日記念
上記のような記念日があります。
特に100日記念(ペギル 백일)はとても重要で、高価な贈り物をしたり、サプライズデートを催したりします。
記念日をうっかりと忘れてしまったり、軽くやり過ごしてしまったりすると高確率でハードな喧嘩へと発展してしまいます。
僕は100日、200日まではしっかりと覚えていたのですが、300日でつい油断してしまい、激しいバトルと呼べる喧嘩をすることになってしまいました。
韓国人彼氏、韓国人彼女との仲直り方法
日韓カップルにとって喧嘩は『次のステップへ向かうための避けられない試練』と言っても過言ではないでしょう。
もちろん、喧嘩が起きないにこしたことはありませんが、喧嘩をしても大喧嘩にさえ発展しなければ、精神的ダメージを軽傷で済ますことができます。
喧嘩をしてもすぐに仲直りができるー
日韓カップルにとってはベストな関係ですよね。
仲直りをする度に、互いに相手への理解が深まりますし、絆も強くなっていきます。
そこでここからは、喧嘩だらけのカップル時代をなんとか潜り抜けた僕が日韓カップルにおける喧嘩の仲直り(相手を怒らせてしまった場合の)方法をご紹介していきます。
許してもらえるまで謝り続ける
韓国人(特に女性)は、相手の気持ちを確認するために、一度の「ごめん=ミアネ(미안해)」だけではわざと許さないといったところがあります。
できるだけ最短での仲直りをしたいのならば、とにかく謝り続けるのが一番です。
目の前で相手が怒っているのならば、相手の表情が緩むまで「謝罪の言葉」→ブレイク→「謝罪の言葉」を繰り返してみましょう。
相手と離れた距離にいる場合は、カカオやLINEで「ミアネ(미안해)」を交えたメッセージを既読が付くまで送ってみましょう。
1日、2日時間を置く
相手の怒りがあまりにも力強く、強烈な場合もあるでしょう。
そうした迂闊に言葉をかけられない(またはかけたくない)場合は、1日、2日ほど時間を置いてから謝罪の言葉を投げかけてみましょう。
その謝罪の言葉の第一投の中に「相手の気持ちを尊重したメッセージ」を盛り込むと、仲直りできる可能性をぐっと高めることができます。
ですが、長く時間を置きすぎるとその放置しすぎたことに対しての怒りが芽生えてしまいかねないので、時間を置く期間は1日、長くても2日程度にしましょう。
プレゼントを贈る
仲直りにはプレゼントもとても有効です。
高価な贈り物だから良いというわけではないので、花やハンカチなどちょっとした贈り物でOKです。
値段や内容よりも相手が自分のためにそこまでしてくれたというその事実が相手の心の強ばりを解いてくれます。
日本で韓国人彼女と付き合っているという日本人男性の方ならば、流行りのスイーツなど贈り物に食べ物を選ぶのもありです。
韓国人女性は流行りにとても敏感ですので、今話題の○○店の限定△△○といったレアなスイーツと共に謝罪の言葉を贈れば、そこで即座に喧嘩終了の幕が引かれることも十分にあるでしょう。
怒らなければ喧嘩にならない
喧嘩をしたくないのならば怒らなければいい。
これが日韓カップル時代の終わり間際に僕が行き着いた答えです。
自分が怒らなければ(相手が怒っているだけならば)喧嘩にならないー
自分が怒らなければ、相手の怒っている理由にしっかりと耳を傾けられる
自分が怒らなければ、その場で相手の怒りを取り除くこともできる
自分が怒らなければ、相手のことを傷つけずにすむ
当たり前のことと言われればその通りなのですが、僕はここに辿り着いた結果、喧嘩だらけの日韓カップルから日韓夫婦へとステップアップすることができました。
ですが、怒らないというのはなかなかに大変なことで、僕はまず怒らないためにはどうすればいいのかを考えなければなりませんでした。
実際に僕が実践したのは下記の二つです。
僕の場合はこの二つの方法だけで妻との喧嘩をぐっと減らすことができました。
良いことだけを考えるようにする
怒りの感情に捕らわれてしまうと、怒る相手に怒り、その自分の怒りに相手がまた怒りと、怒りと負のループに陥ってしまいます。
そうした怒りと負のループに陥らないようにするために、僕が思いついたのは「良いことだけを考える」という方法です。
そして実際に喧嘩をしてしまった際に、妻との楽しかったデートの画像を見たり、誕生日にもらった手紙を読み直したりしてみたところ、本当にすっと煙のように怒りが消え、妻の怒っている理由に耳を傾けることができました。
話を聞くことができれば二人の間の大体の問題は解決します。
この方法は自分にとってぴったりの怒りのコントロール法でした。
良いことだけを考えてみる
・相手から送られてきた嬉しかった(感動した)メッセージを見返す
・二人で笑っている画像を眺める(この時のために笑顔の画像だけのフォルダー等を作っておくと便利です)
・相手からもらったプレゼントや手紙を手に取る
メンタルを鍛える
メンタルが強ければ怒らなくてすむ-
カップル間の喧嘩のためにここまで考えるのはなんだか大袈裟なようにも思えますが、当時の僕は(日々喧嘩をしながらも)妻のためにと本気で考え、実践し、その結果自分でも驚くような効果を得ることができました。今となっても本当に『物は考えよう』だなと思います。
僕がメンタルの強化に選んだのは『書籍』でした。
ベストセラーとなった有名な書籍なので、見聞きしたことがあるという方も多いのではないでしょうか。
タイトルどおり小さなことにこだわず身軽に生きるためのポイントが書かれています。
今でも後ろ向きになった時や後ろ向きになりそうな時に開き、その度にポジティブな気持ちを取り戻すことができています。
また最近ですと、様々なメディアで取り上げられているアンガーマネジメント関係の書籍もおすすめです。
怒りを管理、コントロールすることに重点を置いた内容となっているので、上手く実践できれば喧嘩の回避に役立ってくれます。
まとめ
日韓カップルは日本人同士のカップルと比べると確かに喧嘩が増えてしまいます。
お互いに外国人という立場ですので、どうしても言語の壁や習慣の違いから喧嘩をする回数も多くなってしまいます。
ですが、どれだけ喧嘩をしても上手く仲直りすることができれば、少しずつ喧嘩は減り、遠くない将来日韓夫婦へと辿り着くことができるでしょう。